今年は10月下旬の修学旅行であった。旅行時期として10月は寒くもなく暑くもなく旅行には適している。そのためか京都、奈良は小中高校生の修学旅行、一般観光客とどこも混雑していたが、風邪など熱を出したりすることもなく、けがもなく安全・安心で有意義な修学旅行になった。例年は11月中旬以降が多かった。来年は11月13,14日である。
~東大寺大仏殿前で~
1日目は奈良の法隆寺、東大寺・奈良公園が訪問地である。法隆寺は聖徳太子が建立された世界最古の木造建築である。百済観音像(飛鳥時代)の8等身、スレンダーさを実感したことだろう。続いての東大寺、大仏の大きさも然ることながら奈良公園内の1000頭に及ぶ鹿に煎餅をやることに夢中であった。中には、鹿に追っかけられたり、しおりを食べられたりのハプニングも多発した。
奈良への行き帰りのバス車中では、花のガイドさんが小学生に合わせた説明で分かりやすかった。帰りは、楽しいクイズ、カラオケで時の過ぎるのを忘れた。旅館では、子供が選んだパスタ、肉鍋料理の「金閣」をおいしく食べた。10時就寝は早いが、翌朝6時起床、7時40分出発。寝てないと見学もおぼろげである。大体静かに寝たようである。
2日目は京都市内見学である。朝早くの清水寺だが大変な混雑であった。清水の舞台からの景観を楽しんだが、音羽の滝の水は飲むことができなかった。小指を音羽の池の水につけ自然に乾かせば願いが叶うとガイドさんに教えられた。1001体の表情が違う千手観音像の三十三間堂。自分の顔に似た像があると言われたが、見つけられただろうか。徳川家康が建立した二条城。鶯張りの廊下が面白く、ついどたばたと歩き注意された。保存を第一に見学する。東映太秦映画村に早く到着する。子供は見学より買い物が優先した。通学班へのお土産、家族一人一人へのお土産を買っている子が多かった。自分のお土産は買ったのだろうか。最後は足利義満が作った金閣寺。放火で焼失したが、昭和30年に復元された。雨の中の金閣寺を見たとき、子供達は思わず歓声を上げた。金箔張り建物の美しさに感動した。天気がよければ、池に映る金閣寺を見せたかった。
京都までの行き帰りは新幹線を使っている。車社会で新幹線は初めてという子供も随分いた。車中はトランプ、ウノなどゲームを上手に楽しんでいた。1泊2日の集団での旅行、楽しい思い出がたくさんできたことだろう。大人になって、再度京都・奈良の古都を訪れてほしいと思った修学旅行であった。
(校長 勝田 秀明
